「いい人なんだけど何か足りない」の「何か」の正体
2023.03.03 雑感・その他
魔術コンシェルジュ所属魔術師の橘尊行です。
前回は復縁実現のための戦略論についてお話しました。
今回は「いい人なんだけど何か足りない」の「何か」の正体についてお話しましょう。
寄せられる件数が相談・問い合わせともに安定的に多いのは、やはり恋愛絡みです。
恋愛は良くも悪くも感情面が如実に表れますから、その人の恋愛遍歴や傾向を伺うとその人の内面が分かりやすかったりします。
そんな恋愛遍歴を伺う中で意外とサラッと流してしまいがちなのが、「この人はすごくいい人だったけど、何か違うと感じて別れて(または付き合わずに終わって)しまった」というものです。
いい人がモテないのはいい人だから
男性の場合、1年あれば自分の子供300人くらい一気に作ることが(あくまで物理的かつ理論上は)可能です。
ですが女性の場合、1年で作れる自分の子供は基本的には1人だけです。
ですので女性の場合、いい遺伝子を残すために「可能な限り最高の男性」を求める傾向にあり、最低でも「自分よりランクが上の男性」を選ばなければならない、という本能が備わってます。
この理由で、男性なら自分がモテているシチュエーションは大抵の場合「悪い気持ちはしない」と感じる傾向にありますが、女性は自分よりランクが下の男性に言い寄られること自体が苦痛と感じる傾向にあります。
人格的に優れた男性が女性にアタックするケースでは、人格的に優れた男性の多くは男尊女卑な人間とは対極な存在ですから、女性相手にも対等な関係を持とうとして対等かつ誠実・謙虚に接して来ることになるでしょう。
実はそれが「何か違う」と受け取られてしまうことがあります。
先述したように女性は自分より上のランクの男性を本能的に求めますから、対等、場合によっては下からへりくだって接して来る男性には、たとえ初見時には「誠実でいい人」と受け取っても付き合ってるうちに違和感を感じてしまうことがあるわけです。
人格的に優れた男性がイマイチ人気がなく、女性を道具としか思ってないような人格的には最低クラスの浮気DV常習犯のクズ男がなぜかモテるといったケースが散見されるのは、こういった理由によります。
ツッコミどころ満載の「お姫様願望」
女性が自分より上の男性を求める本能、その究極形態がお姫様願望と呼ばれるものでしょう。
これは分かりやすく説明すれば、女性は自分のスペックを100とすれば、現実論として120くらいの男性を求めるものですが、許されるのなら1,000とか5,000とかくらいの男性との恋愛を夢見たい、などという願望です。
「取り立てて特徴のない超平凡なOLが、ある日偶然出会った超イケメン超お金持ちの御曹司に一目惚れされる」みたいな男性から見れば「なんだそりゃ」な少女漫画ストーリーに、自分の潜在的なお姫様願望がくすぐられていくつになってもキュンキュンするのはこのためです。
これは例えるなら、主人公が最終決戦・最後の強敵の強力なパワーに「お前の力はそんなものか?」と圧倒され「くっ・・・これまでか」と絶体絶命のピンチになった局面で「そうだ・・・あの時・・・!」と師匠が最後に教えてくれた一言の意味がひらめいて隠されてた能力を解放、「師匠、見ていてくれ・・・行くぞ!究・極・奥・義!アルティメット〇〇ーーー!!」などと叫びながら起死回生の一撃を叩きこんで最後の強敵が「バ・・・バカな・・・どこにこんな力が・・・?うあああ!」などという断末魔ともに消えていく少年ジャンプ的ベタベタなストーリーに男性がいくつになっても潜在的に勝利と成功を求める狩猟本能を掻き立てられ熱い血をたぎらせるのと、世界観は真逆ですが本能をわし掴みにされるという意味では原理的にはまったく同じです。
ウェディングドレスも晴れ着も「何となく昔のお姫様を彷彿させるデザイン」なのは、最高のハレの日を彩るためだけではなく1日限りとはいえ新婦のこういった潜在的願望を満たすためのアイテムでもあるとも言えます。
男性は男性性を、女性はフィルタを
というわけでいい人で終わってしまう男性は、ちょっとでいいのでこの女性の本能をくすぐってあげるといいでしょう。
現実問題として1,000とか5,000とかの男性になるのは難しいでしょうが、120の男性になら頑張ればなれるはずですし、ちょっとした工夫で+1とか+2くらいずつポイ活していくくらいなら今からでも実現可能です。
荷物が重そうなら持ってあげる
一緒に道を歩くときは車道側を歩いてあげる
上座を譲って(というかさりげなく誘導して)あげる
行動や会話などリードしてあげる等々。
総じて言えるのは、男性性、すなわち男の強さと頼りがいのある部分を女性側のメリットのためにさりげなく使ってあげることです。
毒も薄めれば薬になるが如く、男尊女卑もほんの少しであれば恋愛を劇的に変化させるスパイスになりえるわけです。
実はこれは女性にとっても同様で、お姫様願望フィルタから少し外れたところにいるのが、これまで述べた人格的に優れた男性です。
男性的魅力に溢れた一見魅力的な男性は短期的な関係であれば最高にエキサイティングな気分が味わえるでしょうが、結婚生活は数十年続きますから、そうなれば人格的に優れた男性こそがパートナーとして適任と言えます。
例えるなら、一口目から「うわ、めっちゃ旨い!」と感じるけどどんどんクドくなって食後には胃が重く感じる料理が前者、一口目は「ちょっと薄味かな」と感じるけど食後に「あー旨かった」と適度な満足感を感じられる料理が後者と言えます。
もちろん料理でも恋愛・結婚でも一口目からエキサイティングで最後まで一切飽きることがないパターンもあるでしょうが、だからと言ってすべて一口目で(またはろくに味わってもいないうちに)ジャッジしてしまうのはさすがに早計です。
本気で結婚相手を選ぶのであれば、自分にはお姫様願望フィルタが実装されてることを自覚し一時的にでもフィルタを解除して客観的かつ長期的な視点で男性をジャッジすべきでしょう。
そういう姿勢でパートナー選びをすれば、人格的に優れた男性は上記の理由であまりモテないので、競争率の低いフィールドで最高のパートナーに巡り合える可能性が格段に上がります。
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