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日露戦争の勝利を「引き寄せ」たもの

2018.02.27 引き寄せ

魔術コンシェルジュ所属魔術師の橘尊行です。

前回は魔術の儀式についてお話しました。

今回は日露戦争を勝利に導いた要因についてお話しましょう。

明治時代のこと、当時の日本は不凍港を求めて南下政策を続けるロシアと関係悪化、日露開戦は必至と言われてました。

日本は自国の安全保障上ロシアの海軍拠点確保を絶対に阻止しなければならず、ロシアもロシアでクリミア戦争でバルカン方面での南下が阻止された結果アジアで勢力拡大を目指すしかないという、お互いがそれぞれの国情から必死だったわけです。

 

「東郷は運のいい男ですから」

そんな両国のにらみ合いが続く中、時の海軍首脳・山本権兵衛が閑職にあった東郷平八郎を連合艦隊司令長官に抜擢しました。

このような国難の時期にこういった人事をすることについて疑問に感じた明治帝が山本に「なぜ東郷なのか」とお尋ねになると、山本は「東郷は運のいい男ですから」とだけ答え、明治帝も「よろしい」とだけお答えになられたという逸話があります。

その後果たして日露開戦となるわけですが、東郷は紆余曲折はあるもののよく連合艦隊を統率し、有名な日本海海戦でロシア海軍を全滅させる歴史的大勝利に導き、「アドミラル・トーゴー」の名前を世界に轟かせました。

この話を読み解くと、
「東郷は海軍首脳にもその名が知られるほどの豪運の持ち主だった」
「大事を成すのは運が強い人物だということを明治の元勲たちは知っていた」
ということが言えるでしょう。

 

明治の元勲たちの慧眼

運の強い人には、ものごとを引き寄せる力があります。

引き寄せる力が強くなると、引き寄せが運を運び、運が引き寄せを強化するという「引き寄せスパイラル」という最強の状態にある人がまれにいます。

おそらく東郷平八郎とはこういった人物であり、時の海軍首脳の山本権兵衛の耳に入るほどの人物だったことが分かります。

そして幾つもの艱難を乗り越えて明治維新を成し遂げ、日本を守り日本を育んだ明治帝および明治の元勲たちは、こういった「運」とそれに伴う「引き寄せ力」の重要性を、平和な現代の日本人よりはるかによく理解していたことでしょう。

明治帝と山本との会話が先に述べたように極めて簡素だったことが何よりの証左です。

もちろん明治の元勲は魔術については知らなかったはずですが、魔術は引き寄せを呼び込むことができ、引き寄せは引き寄せ力を育むことができます。

東郷の引き寄せ力は生まれつきのものだったのかもしれませんが、我々は魔術の力を借りることで、後天的に引き寄せ力を身に付けることができます。

東郷のような救国の英雄になるとは言わないまでも、引き寄せ力で成功を掴み取りたい方、魔術コンシェルジュの魔術代行がお手伝いします!

 


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