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呪いを受けたらどうするべきか

2018.04.07 魔術全般

魔術コンシェルジュ所属魔術師の橘尊行です。

前回は魔術によるヒーリングについてお話しました。

今回は呪いを受けたらどうするかについてお話しましょう。

われわれ魔術代行のもとには、日々色々な相談事が持ち込まれます。

やはり多いのは引き寄せや意識書換となりますが、地味に多いのが呪い解除になります。

 

自覚症状のない呪い

もっとも呪いも強弱がありますので、相当強烈なもの以外であれば呪われてる自覚症状すらない場合も多いです。

「最近何か体調悪くて風邪がなかなか抜けない」「なぜか最近不運が続く」レベルの相談で見てみたら呪われてた、というケースはよくあるので。

それに呪ってる側にも実は自覚症状がないこともあります。

「大工さんが仕事で釘をうつごとに憎んでた相手へ恨みを込めてうってたら、その相手は心臓を患って死んでしまった」というエピソードもあるので、実は呪いそのものは別に決まったフォーマットがあるわけではありません。

なので憎しみを持って何かをしてるだけで、知らず知らずのうちに実は人を呪ってることもありえるんです。

 

生半可に呪ったらこうなる

われわれ魔術代行が呪い解除を請け負う場合、まずクライアントさんから呪いを引き剥がした後、呪ってくる相手に呪詛返しを設定します。

すなわち呪えば呪うほど自分に帰って来る状態にしてしまいます。

先に紹介した大工さんのエピソードも、もし早いうちにわれわれ魔術代行が介入していたら違った結果になっていたでしょうし、場合によっては死亡していたのは大工さんになっていたことでしょう。

呪い代行業者のようなサービスを使った場合も同様で、こちらの受けた呪いはすべて発生源に戻す措置をしますし、場合によっては代行業者の能力も無力化します。

意図してるしてないに限らず技が未熟な術者が人を呪うことは、いわばノーガードで相手に殴りかかるようなものです。

相手が弱ければ殴り倒せるかもしれませんが、相手が強かったり相手に強力なボディーガードがいた場合、簡単に殴り返され危害を加えるはずが逆に一方的に危害を受ける結果になります。

 

呪いの流儀

もし自分が人を呪いたいのなら、結界を張り自分の気配を完全に消した上、さらに囮を作ったうえで相手を呪います。

そうすれば相手から悟られず、万一悟られたとしても囮が反撃を受けて終わりです。

つまり、人を呪うのであれば呪うなりのやり方があるわけです。

こういった理由で、「人を憎む強い気持ちは持たない」「呪い代行のような筋の良くないサービスは利用しない」、そしてもし呪いを受けたら速やかに魔術代行なり能力者なりに相談する、以上のことをオススメします。

呪いから自分を防衛したい方、明らかに人から呪いを受けている方、魔術コンシェルジュの魔術代行が呪いからあなたを守ります。

 


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