カネの力に頼らず人を動かす方法

魔術コンシェルジュ所属魔術師の橘尊行です。

前回は引き寄せを最短最強で起こす方法についてお話しました。

今回は人を動かす方法についてお話しましょう。

「人の心はカネで買える」と言われます。

個人的にはその意見、一部賛同します。

一部としたのは、カネで動く部分は否定できないものの、それ以外の部分の方がはるかに大きいというのが今の個人的見解だからです。

カネより尊厳

マズローの欲求5段階説というものがあります。

人間の欲求には「生理的欲求」「安全欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」という5段階で構成されているという説です。

原始的な「生理的欲求」から始まり、もっとも高度な「自己実現欲求」まであるとされ、下2つの「生理的欲求」と「安全欲求」が物質的欲求、その上3つの「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」が精神的欲求であるとされます。

すなわち物質的欲求より精神的欲求が高いレベルの欲求であることが分かります。

分かりやすく言えば、単純にカネになる仕事より、自分を成長させてくれる仕事、達成感のある仕事、社会貢献性が大きい仕事、人からの尊厳を受けやすい仕事に付いた方が人は満足度が高いということになります。

何年か前にメジャーリーグ球団からの数十億円のオファーを蹴り日本球団に数億円で入団した選手がいましたが、この選手にとっては華やかなメジャーリーグで高い金額貰ってプレイすることなんかより日本のチームで多くの野球ファンに愛され感謝され弱かったチームを優勝に導ける環境の方がはるかに魅力的だったのでしょう。

つまり、自分を成長させてくれ達成感があり社会貢献性が高く人からの尊厳を受けやすい仕事内容さえ用意すれば、人は安い対価でも動いてくれるというわけです。

このシステムを活用し人を動かすことが抜群にうまかったのが、坂本龍馬と言われています。

薩長同盟を斡旋し、大政奉還への道筋を作り、当時世界的に類を見ないほぼ無血革命での政権移譲を日本が成し遂げた過程でのキープレイヤーとなったことはあまりに有名です。

そしてそれは決してカネの力ではなく「明治維新を成し遂げ、世界列強にも負けない近代日本を創設する」という崇高な理想だけで人を動かした結果であることもよく知られます。

もちろん龍馬がマズローの欲求5段階説を知っていたはずはありませんが、「後世の日本人から尊敬を集められる崇高な国家建設構想」を共有すれば人は喜んで協力してくれることをよく理解し確信していたからこそこの一大事業を成し遂げたのでしょう。

ただし、これは龍馬の持つ溢れんばかりの人間的魅力の裏づけがあってこその偉業と言うこともできます。

普通の人には龍馬ほど人を動かすことは困難でしょうから、そこは魔術の力を使えばいいでしょう。

人を魅了するほどの人間的魅力の波動のアップ、自分の崇高な理想を実現するためのキーパーソンの引き寄せ、これらをうまく活用すれば龍馬のように難事業を実現させることも不可能ではないでしょう。

龍馬に負けないほどの大きな理想の実現を目指す方、魔術コンシェルジュの魔術代行がお手伝いします！

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