集合的無意識がすべてを繋ぐ
2018.04.01 魔術全般
魔術コンシェルジュ所属魔術師の橘尊行です。
前回・前々回ともに変性意識状態についてお話しました。
今回は集合的無意識についてお話しましょう。
変性意識状態になると潜在意識にアクセスできるようになるだけでなく、さらに深いところまでアクセスできれば魂レベルのところまでたどり着くことが出来る、といった内容は前々回から前回にかけてお話したとおりなのですが、ここまで読んで「さらに深くなったらどうなるのか?」という素朴な疑問をお持ちの方もいるかもしれません。
すべての存在を繋げる集合的無意識
その疑問に対する答えとして、潜在意識のさらに下には集合的無意識というものの存在があるという考えがあります。
我々人間は通常1人1人が自我があり完全に独立した存在であるかのように思いがちですが、実は全員が集合的無意識という大きな固まりから生えている1つ1つの存在にすぎないとされています。
これは深層心理学の草分け的存在で有名なユングの提唱した説であり、人類の普遍的な知識などの概念を解明するときに重要となるファクターとされています。
たとえば、「竜」または「ドラゴン」といえば爬虫類的な外見を持った巨大な生物で人々の畏怖や尊敬の対象とされていることが洋の東西を問わず一致していたり、「百匹目のサル」の逸話のように一匹のサルがイモを洗って食べることを覚えるとその集団ひいては何百キロも離れた場所にいるサルもイモを洗って食べるようになることなど、交信不可能ないし交信困難な集団同士が似通った認識・知恵・知識を持つ現象は集合的無意識ですべての個体が繋がっているからこそ実現する、といったようなケースでよく引用されます。
魔術が遠隔でも効く理由はここにある
いずれにしても、われわれ人類は、全員が集合的無意識という大きなデータベースを介して繋がっている者同士と言えます。
だからこそわれわれ魔術師はどんな遠いところにいる相手であっても逃さず遠隔で魔術をかけ意識書換やヒーリングなどの施術を実施することができますし、引き寄せの魔術で今まで顔も見たことのない人たち同士を引き合わせることが出来るわけです。
反対に敵対する相手とも繋がっていますので、生霊や呪詛の念を飛ばしてくる相手の念を断ち切り、結界を張ったり呪詛返しやトラップを仕掛けたり囮を置いたりする魔術も同様に必要となるわけです。
どんなに離れた相手と繋がること・相手を書き換えること・癒すことが目的という方、魔術コンシェルジュの魔術代行がお手伝いします!
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