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変性意識状態とは

2018.03.30 雑感・その他

魔術コンシェルジュ所属魔術師の橘尊行です。

前回は引き寄せの代償についてお話しました。

今回は変性意識状態についてお話しましょう。

変性意識状態とは、人間のもつ顕在意識と潜在意識のうち、顕在意識が弱体化ないし無力化した状態のことです。

顕在意識が力を失っている状態、より分かりやすく言うとボーッとしている状態ですので、潜在意識がメインに働いている状態になっています。

 

努力の成果を結実させる変性意識状態

ボーッとしていてもできる作業や行動のときは変性意識状態になりやすいと言われています。

例えば、通いなれた道を運転して家に帰るという行動は、特に頭を働かせることなくボーッと運転していても家に着くことができます。

また駅から家までの通いなれた道であれば、たとえ泥酔状態でフラフラになっていたとしても潜在意識の働きできちんと家までの道を歩けますので、「まったく記憶がないけど酔いが醒めたら家だった」という現象もこれで説明がつきます。

同様に集中しているときも変性意識状態となっていることが多いです。

勉強やスポーツの練習に集中していると、知らず知らずのうちに変性意識状態となってます。

変性意識状態は潜在意識が強い状態ですので、直接知識やスキルを潜在意識に刷り込むことができます。

ですので、しっかりと集中して勉強していれば難問を出されても悩むことなく瞬時に解を見つけ模範解答に近い解答を出すことが出来ますし、しっかりと集中して練習したあとであればたとえ150km/hの速球の軌道がわずかに変化しても瞬時に対応しヒットを打てるわけです。

優れたアスリートがルーチンを大事にする理由もここにあります。

彼ら彼女らはルーチンをこなすことで変性意識状態を作り出し、今まで繰り返し練習して潜在意識に刷り込んだプレイを瞬時にかつ完璧に再現できるようにしているのです。

 

変性意識状態は心地いい

このように、変性意識状態は何かを無意識にやっている・やれている状態、言い換えれば自分が邪魔や妨害を感じることなく何かに集中・専念できている状態ですので、独特の心地よさを感じられている状態と言うことも出来ます。

「一緒にいて落ち着く相手」や「腹を割って話せる相手」と一緒にいることが心地よいのは、「相手のグラスが空になったら何か注文しなきゃ」とか「相手に嫌われたらどうしよう」「相手が喜ぶ話題は何だろう」「今の相手の発言の裏の意味は何だろう」などという考えに囚われることなく、相手が何を考えているか何を言いたいかがお互い瞬時に分かり、それにお互いの潜在意識が瞬時に答えを出す、つまりお互い本音で語り合えてお互いが心地よさを感じるメカニズムが働いているからと言えるでしょう。

変性意識状態と潜在意識の話は面白くて奥が深いので、次回も引き続きお話したいと思います。

 


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